税制面で理美容師のＷライセンス取得を後押し

Posted on | 1月 25, 2019 | No Comments

平成31年度税制改正で、理容師・美容師のダブルライセンスを取得するための非課税措置が新しく設けられた。

「理容師・美容師養成施設の修得者課税に係わる非課税措置の創設」がそれで、ダブルライセンス取得を促す狙いがある。

理容師・美容師いずれか一方の養成施設を卒業した者が他方の資格を取得すいるために履修する修得者課程について､法人税・事業税等の非課税措置を創設する、としている。

また、理美容業などを含む個人事業者を対象にした事業継承時の負担軽減措置の創設が10年間の限定ながら創設された。青色申告会などが強く求めていた税制措置で、事業継承をスムーズに行うために、土地・建物・備品など事業用資産に係わる贈与税・相続税が100％納税猶予するもの。
高齢経営者が多い理美容業界でも事業資産を若い事業者へ移管できるとして期待される。

タグ: 理美容重複資格, 税制改正

Comments

Comments are closed.

データ＜資料／政府、日本公庫＞

【美容系料金／2022年】
小売物価統計調査より
＜2023年4月21日＞
（県庁所在都市の平均）
品目／料金(円)／(前年比)
理髪料／3,610(+4)
パーマネント代／8,369(+34)
カット代／3,642(+18)
ヘアカラーリング代／6,079(+36)
エステティック料金／11,994(+94)
・47都市の料金は、こちら
・品目詳細、料金算出は、こちら
‥‥‥‥‥‥‥‥
【消費者物価指数／2023年】
＜2024年1月19日発表＞
品目：指数(前年比)
総合指数：105.6(＋3.2)
理髪料：101.8(＋1.4)
パーマネント代：102.8(＋2.3)
カット代：102.9(＋1.9)
ヘアカラーリング代：102.8(＋2.2)
エステティック料金：104.7(＋2.1)
＊2020年＝100
‥‥‥‥‥‥‥‥
【美容品目の家計調査／2023年】
1世帯当り年間支払金額
＜2024年2月6日発表＞
品目：金額(前年比)
理容：4882円（-12）
パーマ：2472円（-17）
カット：6803円（+264）
その他：2万2928円（+1259）
＊家計調査「二人以上の世帯」より
‥‥‥‥‥‥‥‥
【日本政策金融公庫・生衛融資】
＜2024年11月1日発表＞
融資の種類：利率
・無担保融資の基準金利（税務申告を2期終えている人）：2.30-3.50％
・有担保融資の基準金利：1.30-3.10％
・マル経融資（特利Ｆ）：1.45％
＊条件によって金利が違います。
＊上記以外の融資と利率は
日本公庫融資情報