全美連　第378回理事会開く

Posted on | 1月 25, 2019 | No Comments

全美連は2019年1月23日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで第378回理事会を開き、報告案件を了承するとともに、付議案件を執行部案通り可決した。

付議案件は、10月22日に神戸市で開催される第47回全日本美容技術選手権大会の入場料に関する件、消費税率引き上げに際しての同連合会が取扱う物販・サービスの価格についてなど。消費税率引き上げ関係では、内税扱いの物・サービスについては本体価格を算出した上で消費税10％で算出。外税扱いの物・サービスについては単純に2％上乗せする。

理事会に先立ち、あいさつした吉井眞人全美連理事長は、店舗数、従業者数は増えているが全体の売上は減っている美容業界の現状を憂え、生産性の向上と従業員が長く勤められる環境を整備する必要性を訴えた。
若い美容師が一人前になるのに3年はかかり、その間の離職率は70％に達する調査もあるとした上で、美容学校とサロンが連携して実践的な教育をする産学連携の強化、また増収策としてメンズメイクやまつ毛エクステンションの導入を提案。さらに社会のキャッシュレス化への移行にともないキャッシュレスを進めるサロンへの支援や新しい事業継承についてなど広範な課題について持論を含めて語った。

また理事長表彰や共催関係の表彰など恒例の各種表彰が審議前に行われた。

あいさつする吉井眞人全美連理事長

タグ: 全美連, 全美連理事会, 吉井眞人

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データ＜資料／政府、日本公庫＞

【美容系料金／2022年】
小売物価統計調査より
＜2023年4月21日＞
（県庁所在都市の平均）
品目／料金(円)／(前年比)
理髪料／3,610(+4)
パーマネント代／8,369(+34)
カット代／3,642(+18)
ヘアカラーリング代／6,079(+36)
エステティック料金／11,994(+94)
・47都市の料金は、こちら
・品目詳細、料金算出は、こちら
‥‥‥‥‥‥‥‥
【消費者物価指数／2023年】
＜2024年1月19日発表＞
品目：指数(前年比)
総合指数：105.6(＋3.2)
理髪料：101.8(＋1.4)
パーマネント代：102.8(＋2.3)
カット代：102.9(＋1.9)
ヘアカラーリング代：102.8(＋2.2)
エステティック料金：104.7(＋2.1)
＊2020年＝100
‥‥‥‥‥‥‥‥
【美容品目の家計調査／2023年】
1世帯当り年間支払金額
＜2024年2月6日発表＞
品目：金額(前年比)
理容：4882円（-12）
パーマ：2472円（-17）
カット：6803円（+264）
その他：2万2928円（+1259）
＊家計調査「二人以上の世帯」より
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【日本政策金融公庫・生衛融資】
＜2024年11月1日発表＞
融資の種類：利率
・無担保融資の基準金利（税務申告を2期終えている人）：2.30-3.50％
・有担保融資の基準金利：1.30-3.10％
・マル経融資（特利Ｆ）：1.45％
＊条件によって金利が違います。
＊上記以外の融資と利率は
日本公庫融資情報