拡大続ける美容市場　前年比1.6増

Posted on | 7月 29, 2018 | No Comments

全国理美容製造者協会（NBBA）が2018年7月25日発表した「会員会社の売上高推移」によると、2010年を100とした推移で、美容市場は毎年拡大し、2017年は118になった。前年比1.6ポイントの増だった。

一方、理容市場の2017年は86で、マイナス14ポイント縮小した。前年比も1.9ポイント減少した。

NBBA会員は10社（＊）で、全製造ではないものの、業界メーカーを代表する社が加盟していることから概要は把握でき、用剤の出荷額の面からも理容業と美容業の趨勢がはっきりした。

また、パーマネントウエーブについては、四半世紀以上減少傾向が続いているが、用剤の出荷額の面からもパーマネントウエーブ市場は縮小している。「パーマ復権運動」に美容業界あげているが､その効果はでていない。

2017年の美容市場では、パーマ、ヘアケア、フィニッシングは微減だったが、ヘアカラーが前年比5.9％伸び、全体を押し上げた。

理容市場もヘアカラーが前年比7.2ポイント、フィニッシングが同1.7ポイント上昇したが、パーマ、ヘアケアの落ち込みが響いた。

（＊）ＮＢＢＡ会員10社
アリミノ、ウエラ、資生堂プロフェッショナル、タカラベルモント、中野製薬、日華化学、日本ロレアル、ビューティーエクスペリエンス、ミルボン、リアル化学。

タグ: NBBA, 出荷額, 用剤

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データ＜資料／政府、日本公庫＞

【美容系料金／2022年】
小売物価統計調査より
＜2023年4月21日＞
（県庁所在都市の平均）
品目／料金(円)／(前年比)
理髪料／3,610(+4)
パーマネント代／8,369(+34)
カット代／3,642(+18)
ヘアカラーリング代／6,079(+36)
エステティック料金／11,994(+94)
・47都市の料金は、こちら
・品目詳細、料金算出は、こちら
‥‥‥‥‥‥‥‥
【消費者物価指数／2023年】
＜2024年1月19日発表＞
品目：指数(前年比)
総合指数：105.6(＋3.2)
理髪料：101.8(＋1.4)
パーマネント代：102.8(＋2.3)
カット代：102.9(＋1.9)
ヘアカラーリング代：102.8(＋2.2)
エステティック料金：104.7(＋2.1)
＊2020年＝100
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【美容品目の家計調査／2023年】
1世帯当り年間支払金額
＜2024年2月6日発表＞
品目：金額(前年比)
理容：4882円（-12）
パーマ：2472円（-17）
カット：6803円（+264）
その他：2万2928円（+1259）
＊家計調査「二人以上の世帯」より
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【日本政策金融公庫・生衛融資】
＜2024年11月1日発表＞
融資の種類：利率
・無担保融資の基準金利（税務申告を2期終えている人）：2.30-3.50％
・有担保融資の基準金利：1.30-3.10％
・マル経融資（特利Ｆ）：1.45％
＊条件によって金利が違います。
＊上記以外の融資と利率は
日本公庫融資情報