従業員の定着をテーマにしたレポート
Posted on | 7月 16, 2018 | No Comments
日本政策金融公庫総合研究所(日本公庫総研)は2018年6月27日、中小企業で働く従業員の定着をテーマにしたレポート「人材の定着を促す中小企業の取り組み~従業員への意識調査にみる離職防止のためのポイント~」を発行した。
従業員の確保が難しくなるなか、従業員を定着させるためには、
①従業員一人ひとりに配慮し、反応する組織体制
②従業員間のチームワークを促す仕掛け
③経営トップと従業員の間の積極的なコミュニケーション
などの一般的な提言を行うとともに、事例として、福岡県北九州市などで美容室(BAGZY など)を展開する九州壹組(久保華図八社長)を紹介。
当初の成果主義の経営から従業員満足を優先する経営に変更した経緯や手厚い待遇、福利厚生の充実などをレポートしている。
従業員不足は理美容業に限ったことではないが、業界の特異性を踏まえた九州壹組の取り組みは参考になりそう。
なお、九州壹組は、平成24年度の経済産業省「おもてなし経営企業選」に選ばれている。
「人材の定着を促す中小企業の取り組み~従業員への意識調査にみる離職防止のためのポイント~」
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/soukenrepo_18_06_27b.pdf
(PDFファイル 5.3 MB)
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タグ: 従業員定着, 日本公庫総研, 日本政策金融公庫