JASRACがまた美容室などに調停申し立て
Posted on | 7月 3, 2018 | No Comments
日本音楽著作権協会(JASRAC)は2018年7月2日、施設内でBGMを利用していながら著作権の手続きをしていないとして、美容室経営の66事業者・73店舗などに民事調停を申し立てを行ったと発表した。
美容室のほか、飲食店71事業者・75店舗、その他の業態が14事業者・18店舗、合計151事業者・166店舗が対象。
JASRACは、「いずれの事業者も、その営業においてJASRACが管理する音楽著作物をBGMとして利用しており、利用許諾契約を締結するよう繰り返し催告してきましたが、手続きに応じないため、民事調停の申し立てを行いました」としている。
JASRACによる理美容店に対する民事調停は、2015年以降頻繁に発生している。調停に従わない事業者には訴訟を起こしている。今年3月には、ロイヤリティフリーのネット音楽を流していた札幌の理容店が有罪判決を受けている。
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