理美容業の売上高は2兆1437億円
Posted on | 7月 2, 2018 | No Comments
平成28年経済センサス活動調査
平成28年の理美容業の売上高は2兆1437億円で、4年間で17%増えた。総務省・経済産業省が2018年6月28日した平成28年経済センサス活動調査(確報)による。
理容業の売上高は4959億円、美容業は1兆6477億円だった。前回の平成24年経済センサス活動調査に比べ、理容業は11%、美容業は20%増えた。美容業の伸長が大きい。この結果、平成24年当時は25対75(1対3)から、23対77の理美容比になった。
1事業所当たりの売上高は理容業525万円(H24年調査比9%増)に対し美容所は1052万円(同8%増)、また1従事者当たりの売上高は理容業264万円(同9%増)に対し美容業432万円(同8%増)だった。
一方、売上高から原価、諸経費、人件費などを引いた付加価値は1兆1112億円で、内訳は理容業2684億円、美容業8428億円だった。平成24年調査に比べ、美容業は14%伸びたが、理容業は0.5ポイント縮小した。売上は伸びているものの理容業の経営は厳しさがうかがえる。
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