利用率が高い 美容理容サービス
Posted on | 6月 26, 2018 | No Comments
「美容センサス2018年上期」(美容室・理容室編)
この1年間に理美容店を利用(利用率)した人は女性86%、男性82%だった。女性は美容室のみ、男性は美容室と理容室を合わせた数値。
「ホットペッパービューティーアカデミー」(運営・リクルートライフスタイル)が2018年6月21日発表した「美容センサス2018年上期」(美容室・理容室編)による。
過去に美容室を利用したものの、この1年間は利用していない(利用経験率)女性は96%で、調査をはじめた2012年以来、96~97%で推移している。このことから女性のほぼ4%はセルフで済ませてしまう、美容室とは無縁な存在と推測できる。
また利用率は、86%~90%で推移しており、8%程度の女性は1年間に美容室を利用したり、利用しなかったり、といった人になる。
利用率の年代による違いは20代が88%でやや多いものの大きな差はない。人口構成比を考えると60代女性が実数では最多になる。
一方、男性は美容室を利用は31%、理容室は51%だった。2012年には理容室の利用者が65%だったが、2014年以降50%台になっている。ただこの2年間はわずかながら増加した。
年代別では20代が37%と前年より6%増加し、若い層の理容店回帰が認められる。
また男性の利用経験率は、美容室52%、理容室74%で合わせると126%になる。美容室理容室の両方を利用した経験のある人が少なからずいるのがわかる。
この調査からは、美容室理容室をまったく利用しない比率は不明だが、女性よりは低そうだ。
女性の利用率・利用経験率は、美容室が86%・96%なのに対し、アイビューティーサロン7%・14%、ネイルサロン10%・24%、エステティックサロン10%・28%と美容室が美容系施術サービスでは極めて高く、女性の生活に密着したサービスであるのがわかる。
【美容室の利用率、利用経験率】
【調査対象】
全国、人口20万人以上の都市に居住する15~69歳の男女
•女性・男性各6,600サンプル
※人口20万人以上の都市の人口比率によってエリアごとの割付数を決定
※男女それぞれ、年齢5歳刻みで均等割付(エリアと年代による割付数詳細は下記の数表を参照)
※男性サンプル数:2017年上期まで女性の6分の1のサンプル数で実施していたが、今回から女性と同じサンプル数で実施
※時系列データ:2012年~2014年調査では男女20~64歳が調査対象、2015年調査では男女20~69歳が調査対象
調査実施時期
2018年2月16日(金)~2月26日(月)
タグ: ホットペッパービューティーアカデミー, リクルートライフスタイル, 美容センサス