美容への意識が高い高齢女性
Posted on | 9月 18, 2015 | No Comments
「ホットペッパービューティーアカデミー」が調査
総人口が減少する中で増え続ける高齢者人口。平成25年10月1日現在で、65歳以上は25.1%、65歳以上の女性だけでも13.1%を占める。その高齢女性は、美容に対する意識が他の年代よりも高いのが分かった。「ホットペッパービューティーアカデミー」(リクルートライフスタイル)が2015年9月17日発表した。
年代別のおしゃれ意識では、
・60代以降になると、日常的なシーンで「おしゃれをする」機会が増加する傾向に
・70代で「おしゃれをする」意識がもっとも高くなる機会が増加
という結果が。
高齢女性は、外出する機会や人と会う機会が多く、身だしなみに気を使う。若い年齢層が忙しくておしゃれにまで気が回らないのとは違う。病院に行く時もおしゃれしていくのが高齢女性だ。
ヘッドスパや、フェイシャルエステ、眉カット、メイク、ウイッグなどの美容室のメニューにも興味ありありの調査結果が出ている。理容店なら高齢女性向けのシルバーシェービングも考えられる。
以前から高齢者のニーズの掘り起こしが美容業界の課題となっているが、潜在需要は旺盛なようだ。昨今、下流老人が話題になっているが、お金に余裕のある老人は多い。しかも老人は時間には余裕がある。
飽和状態を迎えた理美容業界にあって、高齢女性の取り込みがサロン生き残りのポイントになる。
調査結果の詳細は
http://www.recruit-lifestyle.co.jp/news/beauty/nw11669_20150917
■調査方法:インターネット調査
■調査時期:2015年8月7日(金)~2015年8月10日(月)
■調査対象:全国60~79歳女性(スクリーニング調査1,062名 本調査300名)
※年代比較として、スクリーニング調査:20~59歳女性(1,889名)も実施
タグ: ホットペッパービューティーアカデミー, リクルートライフスタイル, 美容センサス