職場でのネイル、OK・NGほぼ同数
Posted on | 3月 31, 2018 | No Comments
OKも「身だしなみ程度」
NPO法人日本ネイリスト協会は「職場でのネイルのオシャレはどこまで許される?」をテーマに業種別の意識調査を行い、その結果を2018年3月発表した。ネイルを認めている職場と認められていない職場は36%でほぼ同数だった。認めている職場も、身だしなみ程度の地味なネイルを認めている。
業界別に「はい(認められている)」の割合は「ファッション・アパレル・繊維」「理美容」などファッション関連や、「メディア・エンターテインメント」といった流行に敏感な業種で高いのに対し、衛生面を重視する「飲食業」や「医療」、「介護・福祉サービス」は低い数字に止まっている。この調査にはないが薬剤士など原則、禁止の職場もある。
また、「女性社員がネイルのオシャレを施す場合、どの程度なら問題ないと考えますか?」という質問では、多くの業種で「ごく薄い色」「肌に馴染む色」が「問題ない」としている。
つまりネイルを認めていても、「身だしなみ」の範囲の地味なネイルを認めている。
調査結果の概要
●「職場でネイルのオシャレをすることが認められていない」という業種でも、「1 ごく薄い色」「2 肌に馴染む色」は多くの人が「問題なし」と回答、ナチュラルなものなら「身だしなみ」の範疇と捉えられている
●「3 フレンチネイル」よりも「4 グラデーション」の方が受け入れられる傾向
●官公庁・自治体でも、全体平均とほぼ同等に認められている
●製造業は比較的寛容。特にバックオフィスでは「ストーン多め」も過半数が「問題なし」
●飲食業、流通・小売業、医療関連業は全体的に厳しい傾向。
特に飲食業では「ごく薄い色」でも「問題なし」は65.5%に止まった
【調査概要】
調査対象:20歳以上の男女(有効回答数2619人/男性:1335人女性:1284人)
調査時期:2018年3月22~27日
調査方法:ネットアンケート
(情報/ニュースリリース)
タグ: JNA, 意識調査, 日本ネイリスト協会