力強い回復とはほど遠い、理美容業の業況
Posted on | 2月 14, 2018 | No Comments
<DI調査 2017年第3四半期>
日本政策金融公庫は2018年2月13日、景況感を示すDI調査「生活衛生関係営業の景気動向等調査」(2017年第3四半期、10月~12月)を発表した。
5指標を平均した総合指数・4期平均移動線(下のグラフ)を見ると、理容業はわずかに改善したが、美容業は悪化した。美容業は前期に続き5指標すべてが悪化した。とくに客数の指数はマイナス30代が続き、顧客の減少が深刻だ。
理容は4期平均移動線はわずかに上昇しているが、前期比は5指標とも悪化した。
理美容業の景況判断は、力強い回復とはほど遠い状況にある。
「生活衛生関係営業の景気動向等調査」(DI調査)2017年第3四半期
【理容業のDI】
売上:-34.5
採算:-7.8
業況:-32.0
客数:-35.9
単価:-14.1
【美容業のDI】
売上:-27.9
採算:-8.0
業況:-22.3
客数:-37.5
単価:-18.3
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