エステティック苦情相談　2009年は10435件

Posted on | 6月 10, 2010 | No Comments

理美容、ネイル、エステなどいわゆる美容系業種の中で、突出して多いエステティックの危害情報だが、２００９年度におけるエステティックの苦情・相談件数は１０４３５件だったことが、６月８日開いた日本エステティック業協会（略称・ＡＥＡ、奥野貴司理事長）の第１回定時社員総会で報告された。

苦情・相談件数は前年度に比べ-31％と大幅に減った。しかし、そのうちの危害相談は６０７件と前年度の５３８件に比べ増えた。特定商取引法の施行で営業関係の相談は減ったが、施術による苦情が増えたことになる。データは国民生活センターによる。

エステティックへの苦情件数は極めて多いことから、業界全体としての社会的な信頼性は乏しく、日本エステティック業協会では、ＡＥＡ宣言文の精神を踏まえ、会員サロンに法令順守を呼びかけている。
日本エステティック業協会では
・特定商取引法の説明会
・エステティック業統一基準改訂版の説明会
・広告表示に関する説明会
などを事業として行うとともに会員からの個別相談を受けている。
苦情は、一部の業者によるものとエステティック業界ではいっているが、それにしては苦情件数が多すぎる。確かに健全な営業・良質なサービスを提供しているエステティックサロンは多くあるが、この数字を見れば業界全体の評価が下がるもの仕方がない。早急にサロンへのコンプライアンスの徹底が求められる。

タグ: エステティック, 苦情

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データ＜資料／政府、日本公庫＞

【美容系料金／2022年】
小売物価統計調査より
＜2023年4月21日＞
（県庁所在都市の平均）
品目／料金(円)／(前年比)
理髪料／3,610(+4)
パーマネント代／8,369(+34)
カット代／3,642(+18)
ヘアカラーリング代／6,079(+36)
エステティック料金／11,994(+94)
・47都市の料金は、こちら
・品目詳細、料金算出は、こちら
‥‥‥‥‥‥‥‥
【消費者物価指数／2023年】
＜2024年1月19日発表＞
品目：指数(前年比)
総合指数：105.6(＋3.2)
理髪料：101.8(＋1.4)
パーマネント代：102.8(＋2.3)
カット代：102.9(＋1.9)
ヘアカラーリング代：102.8(＋2.2)
エステティック料金：104.7(＋2.1)
＊2020年＝100
‥‥‥‥‥‥‥‥
【美容品目の家計調査／2023年】
1世帯当り年間支払金額
＜2024年2月6日発表＞
品目：金額(前年比)
理容：4882円（-12）
パーマ：2472円（-17）
カット：6803円（+264）
その他：2万2928円（+1259）
＊家計調査「二人以上の世帯」より
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【日本政策金融公庫・生衛融資】
＜2024年11月1日発表＞
融資の種類：利率
・無担保融資の基準金利（税務申告を2期終えている人）：2.30-3.50％
・有担保融資の基準金利：1.30-3.10％
・マル経融資（特利Ｆ）：1.45％
＊条件によって金利が違います。
＊上記以外の融資と利率は
日本公庫融資情報