阪南理美容は不動の売上高1位
Posted on | 11月 8, 2017 | No Comments
日経MJ「サービス業調査」
日経MJは2017年11月1日号で「サービス業調査」を掲載し、理美容サロン業の売上を前年比1.8%増と報じた。
同調査によると、売上高1位はプラージュを展開する阪南理美容で、387億円(前年比2.2%増)だった。阪南理美容の1位はこの10年来不動で、2位以下を大きく引き離している。
2位はアルテサロンホールディングスの171億円(同0.3%増)、3位田谷114億円(同3.7%減)。
以下、④カットツイン(cut-A)⑤エム・ワイ・ケー(イレブンカット)⑥日鳥大和(シャンバラ)⑦アポロ(イン東京、アーベン)⑧ソシエワールド⑨将軍ジャパン(クイックカットBB)⑩モードケイズ、と続く。
記事では、回答した22社のうち、低価格の業態店はすべて売上を伸ばし、消費者の節約志向は強まっている、と分析している。
今回の調査には含まれていないが、QBネット(QBハウス)やアースサロンホールディングスなどの大手サロン企業がある。業態店を展開するQBネットの来客数は年間2000万人を超え、200億円の売上はあると推測される。アースは一時ほどの勢いはないが、それでも100億円以上を売り上げていると思われる。
その一方で、理美容サロン業界の約8割を占める、街の個人経営の小規模サロンの売上は大きく減少しており、サロン業界全体の売上は縮小している、とみられる。
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