美容業の採算がプラスに
Posted on | 8月 27, 2017 | No Comments
<DI調査 2017年第1四半期>
日本政策金融公庫は2017年8月24日、景況感を示すDI調査「生活衛生関係営業の景気動向等調査」(2017年第1四半期、4月~6月)を発表した。
5指標を平均した総合指数・4期平均移動線(下のグラフ)を見ると、生衛業全体では2015年第1期をピークに下降トレンドにあったが、今期は美容業も含め上昇に転じた。美容業では5指標とも改善し、採算ではプラスになった。
理容業も今期の各指標は一部を除き改善したものの、4期平均では直近の悪化が影響し、わずかながら下降した。
「生活衛生関係営業の景気動向等調査」(DI調査)2017年第1四半期
【理容業のDI】
売上:-22.8
採算:-0.5
業況:-13.2
客数:-28.8
単価:-13.5
【美容業のDI】
売上:-23.5
採算:4.2
業況:-19.5
客数:-30.6
単価:-10.9
DI=良い(増加、好転、黒字)-悪い(減少、悪化、赤字)
経営者の実感を調査したもので、イメージ的な面が反映されやすい。
調査時期:2017年3月上旬
有効回答企業:理容417企業、美容472企業
タグ: DI, 生活衛生関係営業の景気動向等調査