理美容業の景況は下降に <DI調査 2016年第3四半期>
Posted on | 2月 14, 2017 | No Comments
日本政策金融公庫は2017年2月8日、「生活衛生関係営業の景気動向等調査」(2016年第3四半期)を発表した。5指標を平均した総合指数・4期平均移動線は美容に続いて理容も下降トレンドになった。
美容業は2015年第1四半期を頂点に下降、2012年第3四半期以降上昇していた理容業も今期下降に転じた。
理美容業を含む、生衛業全体でも2015年第4四半期以降下降に転じており、生衛業の景気回復は遅れている。
【理容業のDI】
売上:-30.3
採算:-7.0
業況:-25.9
客数:-38.6
単価:-14.9
【美容業のDI】
売上:-26.6
採算:-5.3
業況:-21.0
客数:-34.4
単価:-16.9
DI=良い(増加、好転、黒字)-悪い(減少、悪化、赤字)
経営者の実感を調査したもので、イメージ的な面が反映されやすい。
調査時期:2016年12月上旬
有効回答企業:理容394企業、美容456企業
タグ: DI, 日本政策金融公庫, 生活衛生関係営業の景気動向等調査