むかし「口コミ」、いま「SNS」
Posted on | 8月 12, 2017 | No Comments
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用する人が増えています。消費者庁が2017年7月に発表した「消費生活に関する意識調査」によると、50%と日本人の半数の人が利用しています。
毎日、利用している人は日本人の三分の一になります。その利用者のうちの半数は写真や動画をアップしています。
利用目的(複数回答)は、「自分の記録用」(53%)が最多ですが、「その場に一緒にいない友人や家族に見てもらうため」(40%)、「誰かに見てもらうため」(31%)も多く、情報の拡散効果は少なくありません。
情報の拡散だけでなく、購入動機としてのSNSも無視できません。「商品の購入又はサービス利用のきっかけ」の問いに、「友達がアップやシェアをした情報」14%、「お店やメーカーの公式アカウントがアップやシェアをした情報」13%となっています。
むかしは「口コミ」が理美容店の来店動機の上位を占めていましたが、21世紀のいま、SNSは無視できない存在になっているのが、この調査からわかります。
実際、SNSで情報発信して集客につなげている技術者は多くいますし、スタッフにSNSの積極的な活用を勧めいている大手企業サロンもあります。
SNSの効果は対消費者だけではありません。発信した情報がプロの理美容師さんの注目を集め講習会に引っ張りだこの講師もいます。
むかし「口コミ」、いま「SNS」。とくにSNSの利用が多い20代、30代の若い層の集客にはSNSは必須の情報発信ツールといえます。
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