反転上昇する気配の理容店営業
Posted on | 7月 9, 2017 | No Comments
美容センサス2017年上期理容室編
営業面での低迷が続く理容店だが、反転上昇する気配の兆しがみえてきた。リクルートライフスタイル社の調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」の美容センサス2017年上期(利用実態調査)によると、2017年上期の理容店利用率は50.8%で0.3ポイントとわずかながら改善した。
利用率は、直近1年間に理容店を利用した男性客で、2012年は64.9%あったが、男性客の理容店離れが続いていた。
また、年間利用回数(1回以上利用者が母数)は5.81回で、これも前年より0.11回増えた。ただ年間利用回数は2013年には7.28回あり、基調は減少傾向にある。
1回当たりの利用金額は2508円で前年より57円(2.2%)低下したが、2014年上期が2359円だったので、利用金額は下げ止まった感がある。
利用率、利用回数、利用金額とも長期にわたり低迷している理容店だが、反転上昇の兆しが垣間見える2017年上期の調査結果といえる。
【調査概要】
調査方法
インターネットによるアンケート調査
調査対象
全国、人口20万人以上の都市に居住する15~69歳の男女(女性:計6,600サンプル、男性:計1,100サンプル)
調査実施時期
2017年2月17日~2月26日
タグ: 理容店, 美容センサス