際立つ、美容室の利用経験者。継続利用も多い
Posted on | 7月 13, 2015 | No Comments
美容室を利用したことのある女性は97.1%いて、最近1年間に利用した女性は87.1%いる。約9割の方が継続して美容室を利用している。これに対し、アイビューティ、ネイル、エステティック、リラクゼーションの継続利用率は5割を下回る。
ホットペッパー ビューティアカデミー(リクルート ライフスタイル)「美容センサス」2015上半期による。
美容室の利用率は他の美容系サービスに比べ、際だって高い。それだけ生活に密着したサービスだといえる。
「これまでの利用経験」を見ると、リラクゼーションが美容室に次いで多いが、32.2%と美容室の3割程度しかない。エステティックは女性の25%しか利用経験がないが、それでも3位。
さらに「最近1年の利用」を見ると、リラクゼーションが15.3%で2位。他の美容系サービスは10%以下しか利用していない。
美容室以外の美容系サロンは、利用経験者が少ないだけに、潜在需要を掘り起こせば市場が拡大する可能性があると見ることもできる。
しかし継続利用率(*)を見ると、2位のリラクゼーションが48%、3位のアイビューティ44%、ネイル40%、エステティックに至っては32%と、いずれも5割を割り込んでいる。
サービスを経験した客が離れてしまうところに大きな問題があるといえそうだ。
*「最近1年の利用」/「これまでの利用経験」、で算出したが、未経験者も「最近1年の利用」に含まれるので、概数になる。
美容系サロン :過去に利用経験あり :最近1年に利用 :継続利用率
美容室 :97.1 :87.1 :90
アイビューティサロン :10.0 :4.4 :44
ネイルサロン :17.2 :6.8 :40
エステティックサロン :25.2 :8.0 :32
リラクゼーションサロン :32.2 :15.3 :48
【調査概要】
調査対象:全国、人口20万人以上の都市に居住する20~69歳の男女。
・女性:計6,000サンプル
・男性:計1,000サンプル
実施時期:2015年3月初旬
実施機関:株式会社アンド・デイ
タグ: 美容センサス