日本理容美容教育センターが第5回総会
Posted on | 6月 24, 2017 | No Comments
日本理容美容教育センターは2017年6月22日、第5回総会を開き、平成28年度決算、役員選任に関する議案を承認するとともに、平成28年度事業、平成29年計画、同予算について報告した。
議案審議に先立ち、来賓として訪れた榊原毅厚生労働省生活衛生・食品安全部・生活衛生課長が理美容教育制度が改変されたことなどを語り、「理美容業は衛生と技術が基盤であり、教育を担う理美容学校の役割は重要」とし、同センター、社員校の活躍に期待するあいさつを述べた。
同センターの会計は公益法人のため、公益目的会計と法人会計に分かれているが、これを合算した経常収益合計は10億2153万円、経常費用合計は10億6996万円で、4843万円の当期経常損を計上した。これにより同センターの正味財産期末残高は67億5030万円になった。
役員選任は、前理事長の鈴木正壽理事の辞任にともなうもので、同じく東北地区から推薦のあった木浪賢治氏(ヘアーアートカレッジ木浪学園理事長)を理事に選出、また鈴木正壽氏を定款に基づき顧問とした。
この2議案は6月1日開催の同センター理事会で承認されていた。
平成29年度事業計画では、法律改正を受けて平成30年度までに、教科書の改訂編纂作業、通信教育の実施規定の改正、学習ガイドの改訂などに取り組むことが盛り込まれた。
また予算案は、経常収益9億2668万円、経常費用12億7863万円で編成し、3億5196万円の当期経常損を見込んでいる。
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