美容港区三支部連合会が「がん対策とうきょう・みなと2016」に出展
Posted on | 10月 31, 2016 | No Comments
東京都美容組合・港区三支部連合会(村橋哲矢会長)は2016年10月30日(日)、東京港区・品川ザ・グランドホールで開催された「がん対策とうきょう・みなと2016」にがん患者さんのアピアランス・サポート(外見支援)の相談ブースを出展、多くの患者が訪れ、相談に親身に応対し好評だった。
同イベントは、東京都と港区が乳がんをはじめとするがんの予防・早期治療の啓発を目的に今年初めて開催したもので、美容港区三支部連合会は、抗がん剤や放射線治療の副作用にともなう脱毛や肌の変色、爪の変形など外見の変化に悩む患者さんを支援する美容専門家として、それぞれの生活環境に合わせたウイッグの選び方や、手入れの仕方、肌のくすみをカバーするメイクの方法、爪に優しいネイルの紹介など、患者さんが必要とする情報の提供や、悩みの相談ができる「みなとアピアランス・サポートセンター」をイベント会場に開設した。
会場には、1000名を超す来場者があり、なかでもアピアランスサポートのブースは盛況で、多くの患者さんが、ウイッグの相談や試着、ネイル、メイクの施術を受けた。
なお、出展に際しては、ウイッグメーカー7社、化粧品メーカー5社、ネイルメーカー3社の協力を得て、商業ベースではなく患者の視点に立ったアピアランス・サポートを提案した。
港区三支部連合会の担当者は、「港区民にアピアランス・サポートに関する認知が広がり、気軽にがん治療の連携拠点病院の相談センターやサポートセンターを利用いただくことで、がん患者さんの精神的な負担の緩和に少しでも役立てれば幸いです」と話していた。
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