「プラズマクラスター」に育毛効果、シャープが発表
Posted on | 10月 15, 2016 | No Comments
シャープは、エアコンや空気清浄機などに幅広く採用している「プラズマクラスター」が頭皮の機能を改善し、育毛効果があることを、外部の臨床試験機関に委託した試験で確認した、と2016年10月13日発表した。効果を検証したうえで、育毛に役立つ製品の商品化を検討する、という。
プラズマクラスターは、プラスとマイナスのイオンを放出し、空気を除菌するシャープ独自の技術で、すでに結核感染リスクの低減効果が実証されている。
今回の委託試験は、薄毛治療を受けている20~70歳代の男女115人を対象に、1立方センチ当たり約150万個の高濃度イオンを頭の右側に照射する実験を約3カ月にわたって実施。照射しない左側よりも髪の毛の本数は約2・5倍となり、頭皮の水分保持機能が高まることが分かった。
また、40~63歳の健康な女性59人を対象に、1立方センチ当たり約330万個の高濃度イオンを髪に照射する約3カ月間の実験も実施。照射しない場合よりも、頭皮の油分量が抑えられ、髪のボリュームアップを感じられるほか、フケやかゆみの原因となる「マラセチア菌」が約64%抑制できるなどの結果が得られた、としている。
(情報/ニュースリリース)
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