プロペシアに早くも後発薬
Posted on | 2月 20, 2015 | No Comments
日本ではプロペシアの名前で知られる男性型脱毛症治療薬だが、正しくはフィナステリドという。このフィナステリドに早くも後発医薬品が登場した。
ファイザーが2015年2月19日から発売したもの。日本国内では2005年に発売開始されており、9年後の後発医薬品になる。
フィナステリドは、米メルク社が開発した抗アンドロゲン薬で、日本では万有製薬(現MSD社、メルクの日本法人)が販売した。
このフィナステリド、もともとは前立腺の治療薬で、その副作用として発毛したことから製品化されたという。フィナステリドよりもよく効く薬もあるそうだが、こちらは副作用が強く前立腺の治療のみに認められている。
もっとも薬の効果・副作用は個人差が大きく、フィナステリド程度の薬でも深刻な副作用がでる人もいる。副作用とは、つまりED薬の反対の効果がでてしまうことで、笑うに笑えない状態になる。やはり医師しか処方できないのも分かる。
ファイザーといえばED薬で大儲けしている製薬会社で、脱毛と前立腺の関係は密接なのかもしれない。
ファイザーでは、「医薬品の製造・品質・供給管理、安全性に関する情報などの収集・評価からお問い合わせへの対応まで、長年にわたって築き上げ、守り続けてきた独自の厳しい基準がある」としている。
(情報/共同ワイヤーほか)
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