理美容業の景気回復が顕著な欧州・オランダ
Posted on | 3月 31, 2016 | No Comments
理美容業界の低迷はいまだに続いているが、欧米では回復の兆しがみえ始めててきている。オランダ中央統計局が2016年3月29日に発表したデータによると、下降が続いていた理美容業の売上が、2015年は前年比4%増の21億ユーロだった。
金融危機による不況が始まった2007年以来、初の前年比売上増という。
オランダの消費者は、カット、セット、カラー、ペディキュア、エステなどの利用頻度が増えただけでなく、高級な店や高額なメニューを選ぶ人が増えたためと分析している。
また、小規模経営店や個人営業の店が健闘しており、とくに理容店では今まで美容室に流れていた男性が、トラディショナルなヘアスタイルやひげが流行り客足が戻り、売上を伸ばしている。
消費者の動向は賃金の上昇が大きな鍵になるが、はたして日本の理美容業界の今年の景気は?
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