理美容サロンは、気分転換、リラックスできる「場」
Posted on | 12月 11, 2015 | No Comments
理美容サロンを利用する理由
リクルートライフスタイルの美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」は、全国の人口20万人以上の都市在住者のうち15~69歳の男女7,700人を対象に、美容意識と行動について調査を実施、その結果を2015年12月10日発表した。
理美容サロンを利用している女性のうち、72%が満足と回答。その理由は、美容サロンでは「気分転換になるから」(30%)、「手間がかからない」(25%)、「相談できる」(22%)、「リラックスする」(21%)の順だった。女性は理美容サロンに、気分転換,リラックスできる「場」、と美のプロとしての相談機能を求めているようだ。
一方、自宅でのお手入れでは「好きな時間にできるから」(54%)、「費用がかからない」(27%)、「手間がかからない」(24%)がベスト3だった。
理美容業に限らず、飲食など生活衛生サービス業は、セルフ(自家施術、自家消費)とのせめぎ合いが業の発生以来ついて回るが、セルフ派は利便性と費用を重視している。
また理美容サロン利用者もセルフ派も「手間がかからない」をあげている人が4人に1人おり、生活衛生サービス業そのものが元来「手間」の商品化にあることがわかる。
調査の詳細は
http://hba.beauty.hotpepper.jp/search/census/2015-2nd-half/4129/
【調査概要】
1年に2回(5月・11月)リリースされる、ホットペッパービューティーアカデミーの基幹調査。今回より上期と下期の設問内容を変更。下期では美容意識やサロンの代替となる美容(自宅・ヘルスなど)も調査聴取。
【調査方法】
・インターネットによるアンケート調査
・調査対象・調査エリア
全国、人口20万人以上の都市在住の16~69歳の男女サンプル
(女性6,600サンプル、男性1,100サンプル)
・調査時期
2015年8月8日(火)~8月24日(月)
タグ: セルフ, 美容センサス