低迷続く理容学校への入学者
Posted on | 12月 21, 2014 | No Comments
文部科学省は2014年12月19日、平成26年学校基本調査を発表した。理容科の入学者数は847人で前年を73人下回ったが、卒業生は827人で前年より89人増えた。
理容科への入学者数は平成20年に千を割り込んで以来、低調な状態が続いている。卒業生も平成22年に千を割り込んで以来、低調なまま。
入学者の減少が続いていることから、理容科の定員は3225人と過去最低になった。定員充足率は他分野に比べて悪く、さらにの定員減、理容科の廃科が懸念される。
また全国に理容学校は72校あるが、存在しない県もあるなど課題は多い。
全理連を中心に業界あげて理容への志望者を増やす運動をしているが、政府のデータを見る限り、目立った効果は上がっていない。
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