「ライフデザインと美容福祉」のテーマで第14回日本美容福祉学会学術集会
Posted on | 11月 5, 2014 | No Comments
日本美容福祉学会は2014年11月4日、「ライフデザインと美容福祉」のテーマで、第14回学術集会を開いた。
野澤講師はがん治療における副作用による脱毛皮膚障害など外見上の問題を解消することで、がん患者のライフクオリティを向上させた実例を紹介しながら、医療現場での美容の重要性を語った。また、美容が末期患者に与える奇跡的な効果についても実例を示して語り、「特異例に終わらずエビデンスを確立していく」ことの必要性を説いた。
研究発表では
①ミズメザクラ精油の芳香好感度が身体機能および健康関連QOLに与える効果
②視覚障がい者の化粧支援プログラム「ブラインドメイク」の検証
③美容の役割とライフデザイン エンゼルメイクの調査
④健康の将来予想 ライフデザインの基礎資料
⑤高齢者のQOL向上をめざす美容技術の提供 介護施設での洗髪の現状報告
などがあった。
このほか福祉美容の実践例として8例が報告された。
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