理美容サービスの物価指数は101.8を維持
Posted on | 6月 28, 2014 | No Comments
総務省は2014年6月27日、7月の消費者物価指数、家計調査など経済関連指標を発表。理美容サービス(中分類)の物価指数は101.8で、前年同月比2.3と前月に続き好調だった。
生鮮食料品を除く総合指数は103.4で、32年1ヶ月ぶりの高水準を記録した。消費税転嫁が順調に進んだのと、相変わらずエネルギーなど輸入品が高騰したのが大きな要因とされている。
理美容サービスも総合指数ほどではないが、4月の好調を維持した。しかし、前月比をみると総合指数が0.4%プラスなのに対し、理美容サービスは0で、好調がこのまま持続するか、6月のデータを注目したい。
一方、家計調査(二人以上の世帯)は、1世帯あたりの消費支出は27万1411円で前年同月比▼8.0%と大きく落ち込んだ。理美容サービスは、理容は▼5.3%と落ち込んだものの他の項目はプラスだった。エキササイズ、エステティックなどの「その他の理美容サービス」は19.8%と大幅に伸長した。
【消費者物価指数(理美容)/5月】
<2014年6月27日発表>
分類/指数/前年比
総合/103.4/3.4
理美容/101.8/2.3
*前年比は前縁同月比
*理美容は、パーマ、ヘアカット、理容などを含む中分類データ。総合は生鮮食料品を除いた消費者物価。基準年は平成22年。
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【家計調査/5月】
<2014年5月30日発表>
品目/前年比
理容/▼5.3
パーマ/7.3
カット/1.0
美容総合/19.8
*前年比は前年同月比
*家計調査は「二人以上の世帯」の支払金額を元に算出
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