増税後の景況悪化が懸念される理美容サービス
Posted on | 3月 28, 2014 | No Comments
総務省は2014年3月28日、2月の消費者物価指数を発表した。理美容サービス(中分類)は前月と同じ99.5だった。前年同月比は4か月連続して-0.1%と長期低迷状態から抜け出せていない。
総合指数(生鮮食料品を除く)は100.5だった。前年同月比も3か月連続でプラス1.3%で好調を維持している。
エネルギーや食料品など輸入関連品に加え、消費税増税を前に白モノ家電などの家庭用耐久材が好調に推移しているのがその理由。
理美容サービスは増税前の駆け込み需要による恩恵は受けにくく、逆に増税後予想される、その反動による影響を受けることが懸念される。4月以降、一段と理美容の景況は悪化するものと予想される。
平成25年の指数の確定値が公表され、グラフ化した。理美容サービスは他の物価に比べ変動が乏しく平成23年以降、指数100を下回ったままである。
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