40代、50代男性の多くが理容店を利用
Posted on | 4月 23, 2014 | No Comments
「サロンユーザー調査」2013年版(NBBA)によると、理容店のみを利用している男性は64.7%になり、男性の理容店回帰が伺える。年代別に見ると40代以上の男性が理容店を多く利用している。
年代別に男性客の利用状況をみると(単位 %)
年代:理容店:美容店
10代:57.5:35.0
20代:42.9:45.2
30代:56.9:35.7
40代:77.9:16.8
50代:88.1:8.9
となっている。100%に満たない部分は併用派になる。
20代は美容店派が理容店派より多いが、他の年代は理容店を利用する男性客が多い。とくに40代、50代では男性の大半が理容店を利用している。
20年代にしても、2010年当時は美容店を52.7%が利用していたが、その差は徐々に縮まってきている。このまま理容店回帰が続けば2005年当時のように逆転する可能性が高い。
また、理容店と美容店を併用している男性客は平均で7%いる。20代では10%以上が併用派だが他の年代は一桁代。こちらも高齢になるほど減少し、50代では3%しかしない。
「サロンユーザー調査」ではCS調査も行っており、参考までに「髪のアドバイスをしてほしい」「世間話をしたくない」の2調査の結果をグラフ表示した。
これ以外のテーマについてもCS調査が行われているのだが、総じて美容店を利用する男性はサロンにオシャレを求める傾向が強く、理容店を利用する人は、落ち着いた安らぎを求めていることが伺える。
【参考記事】男性客が緩やかながら理容店回帰
http://ribiyo-news.jp/?p=12302
【男性調査】
調査方法:インターネットによる
調査エリア:全国
調査対象:①15歳から59歳までの男性②最近1年間に3回以上サロンを利用した人③ライフメディア(ニフティ系)アンケートモニター会員(10代は他からも取得)
サンプル数:10代・20代・30代・40代・50代、各1000人(回収サンプルからランダムにサンプリング)。
調査期間:2013年5月9日から5月15日
(資料提供:全国理美容製造者協会)
タグ: サロンユーザー調査