理容師法違反 で 阪南理美容を書類送検
Posted on | 3月 10, 2010 | No Comments
鳥取県警は、理美容業界最大手「阪南理美容」(本社・大阪市藤井市)を、勤務実態のない理容師を従業員とする虚偽の届け出をしたとして、理容師法違反の容疑で書類送検した。
3月10日、複数の一般紙が報道した。
書類送検されたのは、同法人のほか、同社が運営する、理美容チェーン「プラージュ」の元山陰エリア統括マネジャーの男性(37)と鳥取店の元店長の女性(45)。
昨年11月、元マネジャーらは大阪府内の系列店に勤務する男性理容師(32)を鳥取店の従業員として県知事に二重に届け出た疑い。鳥取店(鳥取市)の無資格の男性従業員(29)に、この理容師の名札をに付けさせて理容行為をさせた、という。
阪南理美容では「再発防止に努めたい」としている。
(以上、一般報道による)
今回の容疑の背景には、慢性的な理容師不足があるものと思われる。同社のサイトでは「40歳以上歓迎」「未経験者歓迎」などを掲げ、積極的に従業員を募集している。
同社の公開情報によると、同社は昭和59年5月7日設立、平成21年1月現在5000人が従業する。資本金3000万円。
低料金を基本戦略に現在500店舗を全国に展開している。
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