山野彰英 ヤマノホールディングス会長 容疑認める
Posted on | 2月 28, 2010 | No Comments
子会社株のインサイダー取引違反で
証券取引等監視委員会からインサイダー取引違反容疑で課徴金納付命令を受けていた山野彰英ヤマノホールディングス会長ほか、同社関連会社の容疑について、ヤマノホールディングスは2月26日、違反容疑を認め謝罪するとともに、再発防止策につとめると発表した。
山野彰英会長については、同社が再建途中であることから、役職を続投するが、経営トップ自らが違反をした社会的責任は大きく、再建への影響は避けられそうにない。
違反容疑は2月19日勧告されたもので、
ヤマノホールディングスの連結子会社である堀田丸正株式会社が、同社の孫会社である株式会社HAMANO1880、東京ブラウス株式会社、株式会社松崎及び松崎生産株式会社の異動を伴う株式の譲渡に関して、
平成20年10月29日より前の同月10日から同月16日までの間に、3万2,900株を買付価額162万3,500円で買い付けた行為が、金融商品取引法(旧金融商品取引法)第175条第1項に規定する「第166条第1項又は第3項の規定に違反するというもの。
山野彰英会長ほか、株式会社ヤマノネットワーク、株式会社ヤマノビューティケミカルも同法違反に問われ、勧告を受けた。
証券取引等監視委員会が示した課徴金は
山野彰英 90 万円
株式会社ヤマノネットワーク 29 万円
株式会社ヤマノビューティーケミカル 78 万円
だった。
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