「健康被害のないエステティックを目指して」2月10日に第9回エステティシャンプロフェッショナル技術者養成講座

Posted on | 1月 5, 2014 | No Comments

和歌山県立医科大学　皮膚科学教室は「健康被害のないエステティックを目指して」のテーマで、2014年2月10日、同大学生涯研修センター３Ｆ研修室で、第9回エステティシャンプロフェッショナル技術者養成講座を開く。

全理連や全美連らで構成されている日本エステティック研究財団が後援しており、エステティック導入を目指す理美容師さんの参加も多い。今回は関東裕美日本エステティック研究財団理事長による「化粧品、化粧品関連グッズによる皮膚障害　～原因追求とその対策～」の教育講演も行われる。
参加費用は1万円（昼食代込み）。

【講座の開催概要】
日時：平成26年2月10日（月）　10：20～16：00
会場：和歌山県立医科大学　生涯研修センター３Ｆ　研修室（図書館棟３Ｆ）
費用： １０,０００円（昼食代込）

【申込み】http://www.kosugi-ltd.co.jp/esthetitian/sozai/info-9.pdf

【講座の内容】
★ 10：20　主催者挨拶
山本 有紀（和歌山県立医科大学医学部皮膚科学教室　准教授)

★10：30～11:30　基調講演　
「エステティックの健康被害の実態」
エステティックサロンにおける健康被害は、機器の出力が高すぎた等サロン側に責任がある場合とアレルギー体質など消費者の体質に起因するものに分かれる。どちらの場合もきちんと原因を理解したうえで対処さえ間違わなければ大きな問題にはならない。

講師　古川 福実（和歌山県立医科大学医学部皮膚科学教室　教授)

★11：30～13:00　教育講演　
「化粧品、化粧品関連グッズによる皮膚障害　～原因追求とその対策～」
高齢化社会が進む現状でライフスタイルは多様化し、より豊かに日常生活を過ごすために抗老化を目的に種々の対策がとられている。その手段としてエステティック施術や美容関連グッズ、機能性化粧品などには多く関心と期待が寄せられる。日本製化粧品だけではなく海外高級ブランドの化粧品から１００円ショップで販売される化粧品まで消費者の選択はさまざまであり、製品の品質と信頼性は高いとしても、消費者の使用条件や免疫状況により思いがけない皮膚障害を生じることがある。化粧品による皮膚障害を疑った時に我々が日常診療で行っている原因追求とその対策について紹介する。

講師　関東 裕美(東邦大学医療センター大森病院スキンヘルスセンター　臨床教授／公益財団法人日本エステティック研究財団理事長）

★13：00 ～14：00　昼食

★14：00～15:00　特別講演　
「エステティックでも効果が出る美容医療テクニック」
エステティックサロンにおいて、副作用が起きた時の対処が出来ないため急激な効果がある施術は行えない。しかしながら、美容医療で行われている施術の中でケミカルピーリングは、ピーリング剤の濃度PHによりエステティックサロンでも施術が行えるとされている。今回は、美容医療で行われている施術のうち、いくつかの手法についてエステティックサロンで行えず限界点とその効果について講演する。

講師　上中 智香子(和歌山県立医科大学医学部皮膚科　光学的美容皮膚科講座　講師（寄附講座）

★15：00～15：45　質疑応答

★15：45～　閉会挨拶と修了証書授与

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