厚生労働大臣指定から知事指定に 理美容学校の所管が地方へ
Posted on | 11月 21, 2013 | No Comments
現在、厚生労働大臣指定となっている理容学校・美容学校が各都道府県知事指定になる見通しだ。国から地方への権限を委譲する措置の一環として、内閣府の地方分権改革推進本部(本部長・安倍晋三首相)が去る9月に決定したもので、年末の閣議を経て、関連法案を整備し、早ければ平成26年通常国会に法案が提出される。
理美容学校(理容師美容師養成施設)は現在、国の出先機関である地方厚生局が所管して、認可承認や監督を行っているが、これを地方自治体に移管するもので、厚生労働省関係では、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、歯科技工士、栄養士、診療放射線技師など広範囲にわたる教育機関が地方に移管される見通し。
また、「生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律」による生活衛生同業組合振興計画の認定も移管される。
2013年11月21日開催の全理連第5回理事会で報告された。
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