会社サロンの売上は、ほぼコロナ禍前に
2023年「経済構造実態調査」
総務省は2024年3月27日、2023年「経済構造実態調査」(経済産業省と共管)を発表。1社当たりの売上高は、理容業(n=3015)は前年比7.2%増、美容業(n=16440)2.6%増と好調だった。
理容58百万円、美容66百万円 サロン企業の売上
2020年経済構造実態調査(甲調査)
総務省は2021年3月31日、2020年経済構造実態調査(甲調査)を発表。企業を対象にした調査だが、理美容業の売上は全産業(*)の1割にも達しておらず、小規模で生産性の低さが改めてわかった。
理美容産業は小規模で労働集約型だが高付加価値
2019年経済構造実態調査より
理美容業界は小規模零細事業者が多い。企業を対象に経済活動を調査した「2019年経済構造実態調査」では、小規模零細ながら、原価が少なく効率よく利益を上げている理美容産業が改めて浮き彫りにされた。
理美容は1000人以上規模企業が見劣りする 全産業比
賃金構造基本統計調査
理美容師の給与水準は年々上昇しているとはいえ、全産業と比べると見劣りする。10人以上の規模の企業の労働者を対象にした「賃金構造基本統計調査」は、「10人~99人」、「100人~999人」、「1000人以上」の3つの企業規模ごとに集計しているが、理美容師の給与は企業規模が大きくなるにつれ、全産業との差が開く。