理容科存続を条件に生徒に年75万円補助
北九州市立高等理容美容学校
「北九州市立高等理容美容学校」の民営化受けれ先に決まった学校法人国際学園と北九州市の両者間で交わされた「経営継承に関する協定書」が2019年11月末公開された。経営継承の条件として、同学園は理容科を存続することとし、市は高等理容美容学校を北九州市奨学資金の対象校にし、補助対象生徒に年額75万円を補助する。
北九州市立高等理容美容学校 民営化して存続
定員割れが慢性化し、外部監査で年間およそ8000万円を北九州市が負担していることが指摘され、その存続が危ぶまれていた「北九州市立高等理容美容学校」について、北九州市教育委員会は2019年3月13日、民営化して存続させる方針を明らかにした。
理容科教員を募集 国際理容美容専門学校
東京・日暮里の国際理容美容専門学校が理容科専門課程の教員を募集している。
理容科入学者数、2年続けて最低を更新
理容科入学者の減少に歯止めがかからない。平成29年の入学者数は昼夜間899人、通信594人で、両課程とも2年連続で過去最低を更新した。
理容課程は99%が卒業 平成27年度学校基本調査より
文部科学省は平成27年度学校基本調査(確定値)を2015年12月25日発表した。2015年に理容科に入学した学生は888人で前年より41人増えたものの、2008年以降8年連続して3桁にとどまり、理容課程の募集難は続いている。