理美容への支払金額 今後は「減額」志向?
Posted on | 8月 6, 2012 | No Comments
理美容店への支払金額について、今後も現状維持が大勢だが、「減額」志向は「増額」志向の3倍であることがわかった。
日本政策金融公庫の消費者意識調査より。
理美容室への支払金額は、既報(http://ribiyo-news.jp/?p=8100)の通りだが、今後、理美容施術にかける費用の方針を尋ねた。元調査では、今後費用を「増やしたい」「やや増やしたい」「変わらない」「やや減らしたい」「減らしたい」の5択になっているが、ここでは「増額」「同額」「減額」に集約した。
1回当たりの支払金額は理容店利用者と美容室利用者で、大きな差があったが、この質問では大きな違いはなかった。
同額の現状維持派が、
理容店利用者では84.7%
美容室利用者で75.4%
と圧倒的多数を占める。
多くの利用者は、現在受けているサービスを今後も継続していきたい、ということだろう。
「減額」、「増額」をみると、「減額」志向が「増額」志向の約3倍ほど多い。これは理容店利用者と美容室利用者も同様の傾向である。
ここでは紹介していないが、男女別でみると、女性の方が「減額」志向が多い。
女性が倹約家かというとそうでもなさそうで、これまで高額な金額を支払っていた女性が多くいて、その彼女らが「減額」を志向していると推測できる。
今後の方針(%) | 理容店利用者 | 美容室利用者 |
減額 | 4.2 | 6.1 |
同額 | 84.7 | 75.4 |
減額 | 11.0 | 18.5 |
【調査概要】
調査時点:平成 24 年2月
消費者意識調査
最近1年以内に理容店・美容店を利用した全国の消費者
理容:2,741 人(男性 1,617 人、女性 1,124 人)
美容:2,715 人(男性 1,043 人、女性 1,672 人)
インターネットによるアンケート調査
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