理美容店の利用状況 理美別・男女別とも大差ない
Posted on | 8月 4, 2012 | No Comments
理美容店を利用する男性客は多くが決まった店を利用するのに対し、女性客は店を決めている人は多くない、といわれてきたが、最新の調査では大きな差がないのがわかった。
日本政策金融公庫の消費者意識調査より。
理容店を利用する客は9割以上が男性客だが、理容店の利用者に「利用する理容店」を尋ねたところ、
1店舗:77.5%
2店舗:11.2%
特に決めていない:10.1%
だった。
3店舗以上は1.1%と少ない。
「利用する理容店」が1店舗を男女別でみると、
男性:80.3%
女性:73.5%
と男性が7%ほど多い。
年齢別では高齢になるほど、多くなる傾向がある。
一方、美容室の利用者に利用する美容店」を尋ねたところ、
1店舗:77.3%
2店舗:11.5%
特に決めていない:9.9%
だった。
3店舗以上は1.2%と少ない。
理容店利用者と大差ない。
「利用する美容店」が1店舗を男女別でみると、
男性:82.7%
女性:74.0%
高齢になるほど、多くなる傾向があるのも理容店と同様の傾向だ。
特記すべき点は「特に決めていない」が
10代女性:31.7%
20代女性:20.8%
と他の年代よりかなり多い点だ。
この調査から、理容店美容室の利用状況は、理美別、男女別でも大差ないのがわかった。同時に高齢者ほど1店舗派が多く、固定客化しやすいのと、10代.20代女性は自分に合う店を探している率が高いようだ。
【調査概要】
調査時点:平成 24 年2月
消費者意識調査
最近1年以内に理容店・美容店を利用した全国の消費者
理容:2,741 人(男性 1,617 人、女性 1,124 人)
美容:2,715 人(男性 1,043 人、女性 1,672 人)
インターネットによるアンケート調査
タグ: 日本政策金融公庫, 調査