生活衛生関係営業の振興に関する検討会が現地視察
Posted on | 11月 1, 2011 | No Comments
生活衛生関係営業の振興に関する検討会は2011年10月20日、生衛業の現地視察を行った。今後の生衛業の振興方策に係る議論の参考にするのが目的。
視察したのは、三根卓司全美連理事長ら検討会の構成員10人と堀江裕健康局生活衛生課長はじめ関係者ら。
一行は、新橋周辺の生衛業の営業店や廃業店、地域と密接な関係のある生衛業者が中心となって行っている新橋こいち祭などを視察した。
理美容関係では、
・標準営業約款(Sマーク)登録店(理容店)
・経営改革に着手している理容店
を視察した。
【写真・上】標準営業約款(Sマーク)登録店についての全国生活衛生営業指導センターの安達主事の説明。
・標準営業約款(Sマーク)登録店
・低価格や施術時間の短さを売りものにするチェーン店が出現するなか、価格を据え置き、確かな技術や衛生管理状況等により顧客から支持されている
・都心部のビジネス街という立地特性から、周辺で美容室は営業されていない
【写真・下】経営改革に着手している理容店についての全国生活衛生営業指導センターの安達主事の説明。
・低価格や施術時間の短さを売りものにするチェーン店など競合店が出現するなか、技術力や衛生管理に関する安心感を与えるとともに、最近になり割安感のある価格設定(シャンプ付カットで1,000円)を行うなど経営改革に着手して、顧客数を伸ばしている
・ただし、低価格化により客単価は以前と比較して下がっており、大手チェーンの進出は、地場で営業している生衛業者にとって厳しい経営環境をもたらしている
(情報/厚生労働省の公開資料より)
タグ: 厚生労働省健康局生活衛生課