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大森利夫 全理連 理事長 平成22年 年頭所感

Posted on | 1月 1, 2010 | No Comments

大森利夫理事長 謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 皆さま方におかれましては、新しき希望を抱かれ越年されたことと存じます。


 私は今日まで、次世代の理容業界を見据えながら諸事業の改革案を打ち出して、その実行に傾注してまいりました。お蔭さまで47都道府県を代表する、各理事長さまのご支援ご協力を賜りつつ、一定の評価を得ていることにつきましては、感謝に耐えないところであります。

 連合会では、「業務独占」を守り、国民の皆さまに安心して利用いただける理容業について法令順守の見地に合わせ、理容師法第1条「この法律は、理容師の資格を定めるとともに、理容の業務が適正に行われるように規律し、もって公衆衛生の向上に資することを目的とする」の立場を貫いております。

しかし、一昨年の「カット師」免許問題や、昨年末のシェービング検定などという思いもよらない事態に遭遇するのであります。私どもはさらに複雑激化するであろう競争社会において、世界をリードする衛生順守を基本とした、人々のニーズに合った技術をはじめ、営業力、経営力の強化を推進してまいりたいと考えています。

 そのために連合会は、3つの基本理念と諸施策に基づき事業を推進しており、現在、全国展開している「理容椅子で出来るエステセミナー」やレディスカット「フルムーンヘア」講習会などの理容店営業支援事業に力を入れ営業メニューの拡大策をはじめ、「理容体験学習課外授業プログラム」による理容師後継者育成に取り組んでいます。

 これらは理容業が未来に向けて発展するための礎となるものであって、この他にも福祉社会の構築に向けての「理容ボランティアの日」や子供の緊急避難店「こども110番の店制度」、さらには、「地球温暖化防止対策の推進」などの社会貢献事業は、理容業が地域社会に根ざしたコミュニティとしての果たすべき役割を具現化したもので、一層進めてまいります。いずれも皆さま方とともに、知恵を出し合い汗をかいてこそ成果が得られるものであります。

 この時代に生かされる者として、誇り高い理容師の業を次の世代を担う若者に伝えていくことこそ私の使命であると覚悟を決め、本年もさらなる事業推進に全力を上げます。どうか旧年にも倍しての叱咤ご指導くださいますようお願い申し上げ年頭の挨拶とします。

全理連(全国理容生活衛生同業組合連合会)

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タグ: 全理連, 大森利夫

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