「白髪・肥満・薄毛」と認識する人が減少 外見の悩み、意識は変化中
Posted on | 10月 4, 2025 | No Comments
お悩み解消産業の側面をもつ理美容室やエステティックサロンだが、自分が「白髪」「肥満」「薄毛」であると認識している人は、緩やかに減少する傾向にある。
「ホットペッパービューティーアカデミー」(株式会社リクルート)が2025年9月30日に発表した「白髪・グレイヘアに関する意識調査2025」のスクリーニング調査(調査対象5万人)によると、「白髪」51.5%、「肥満」20.6%、「薄毛」16.2%で、5年前に比べ「白髪」は-3.8ポイント、「肥満」は-3.0ポイント、「薄毛」は-1.1ポイントと、それぞれ減少した。

男女差を見ると、「白髪」は男性46.0%・女性57.1%、「肥満」は男性22.7%・女性18.4%、「薄毛」は男性25.0%・女性7.4%で、肥満と薄毛は男性に多く、白髪は女性に多い。
また、年齢によっても差があり、高齢になるほど増える傾向にある。特に白髪は、男性は50代以上、女性は40代以上になると6割を超える。
「白髪」「肥満」「薄毛」であると認識する人が減少傾向にある背景には、ケア意識の高まりに加え、「自己肯定感」や自分らしく満たされた生き方を重視する「ウェルビーイング(Well-being)」の価値観が広がっていることも影響していると考えられる。
*図表は、「白髪・グレイヘアに関する意識調査2025」より
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