「髪にドラマを。」が米国SOHOと提携 髪質改善を世界基準へ
Posted on | 9月 1, 2025 | No Comments
株式会社髪にドラマを(代表取締役:川畑賢太)は、米国の有力サロンブランドSOHO new york L.L.Cと事業提携を締結し、国際展開を本格始動すると2025年8月29日発表した。
併せて川畑氏が、米国でサロン専売品事業を展開するSOHO products L.L.Cの執行役員代表に就任し、自社製品の海外展開を加速させる。

同社は、日本発の髪質改善技術を世界基準として普及させ、両国のサロン業界に新しい価値を創出することを目指す。提携により、現場で得られる知見を製品開発や教育に循環させ、グローバルに通用する技術とサービスへと昇華させる狙いだ。
背景には、顧客ニーズの多様化とともに高度な技術・サービスを求められるサロン現場の変化がある。「髪にドラマを。」は毛髪科学と現場対応力を強みに国内で存在感を築いてきた。今回、SOHO new yorkの米国ネットワークと融合することで、日本発の髪質改善をグローバルスタンダードへ押し上げる構想だ。
提携内容は大きく三点に整理される。第一に、日米共通で通用する技術と教育をカリキュラム化し、人材教育と採用課題を解消する。第二に、米国市場で「髪にドラマを。」の技術・製品を展開し、日本的な美意識とホスピタリティを取り入れた顧客体験を提供する。第三に、世界中から収集した情報と成果を迅速に循環させ、現場のニーズに即応する体制を構築する。
川畑氏は「単なる進出ではなく、日本の技術や価値観が米国で通用するのかを現場で検証し、その知見を日本に持ち帰る。これにより唯一無二のブランドへ進化させ、国内サロンへの還元を進めたい」と語る。
「髪にドラマを。」は髪質改善と縮毛矯正に特化した美容師発のメーカー。製品販売のみならず、20名の講師が全国で技術講習を行い、接客・カウンセリングを含む総合的なスキルを伝えている。モノではなく「コト」を重視し、美容師が長く誇りを持って働ける環境づくりを理念としている。
今回の提携は、日本発の髪質改善技術を国際市場に展開する大きな一歩であり、美容師の価値向上と業界全体の発展に寄与する取り組みとして注目される。
タグ: 縮毛矯正, 髪にドラマを, 髪質改善

























