派手髪は人を元気にする
Posted on | 11月 7, 2024 | No Comments
ブリーチ処理した派手髪は人を元気にする、そんな研究結果が発表された。
タカラベルモントは、大阪樟蔭女子大学 学芸学部 化粧ファッション学科 化粧心理学研究室 松下戦具教授と「ヘアカラーがもたらす感性価値の探索」について共同研究を行い、その結果を「派手髪は人を元気にする:ヘアカラーがもたらす感性価値の探索」と題し、2024年11月2日(土)3日(日)開催された第29回日本顔学会大会(フォーラム顔学2024)で発表した。
研究の要点は、
① 派手髪には人に前向きな力を与える効果があり、実施者の周囲に対しポジティブな影響を与える効果がある
② 多様性を意識し、他者に寛容になれるような効果がある
実験結果1:派手髪において効果が最も高くなる項目が18項目得られた(下図、抜粋)
※ グラフ左から:派手髪実施者/一般ヘアカラー実施者/ヘアカラー未実施者
実験結果2:派手髪特有の効果
【研究成果】
派手髪は、一般ヘアカラーがもつ落ち着いた幸福感を与える効果やコミュニケーションを変える効果を有します。
加えて、人を前向きにする効果や、周囲へのポジティブな影響を与える効果が一般ヘアカラーよりも高く、さらに多様性を意識して他者に寛容になれるような効果も有することを明らかにしました。
【試験概要】
・試験内容
過去1年間で派手髪(ブリーチが必要なヘアカラー)を行った人と、一般ヘアカラー(ブリーチを行わないヘアカラー)を行った人、ヘアカラーを行わなかった人で、心理的・社会的に差があるかを比較。
・試験方法
国内在住の20代~40代女性の中から、以下条件に合う900名をランダムに選出した。
(派手髪実施者300名/一般ヘアカラー実施者300名/ヘアカラー未実施者300名)
本調査では、実際の髪色・ヘアカラーデザインの確認(派手髪・一般ヘアカラー実施者)し、最近の感情や行動変化を表す質問38項目5段階で評価した。
・分析方法
調査対象者に対し、分散分析・多重比較を行い3群間で心理的・社会的効果に差があるかを分析。
タグ: タカラベルモント, 派手髪, 美容サイエンス