訪問理美容、理美容室でカットする被介護者は微減
Posted on | 1月 23, 2024 | No Comments
「訪問理美容もしくは理美容室で髪をカットしている」要支援・要介護の人は過半数を占めるが、訪問理美容、理美容室でカットする被介護者は微減している。
ホットペッパービューティーアカデミー(リクルート)は2024年1月23日、要支援者・要介護者が家族にいる人を対象に実施した「訪問理美容サービスに関する利用実態調査 2023」の結果を発表した。n=1951。
「訪問理美容もしくは理美容室でカットしている」人は52.3%で、2021年(54.2%)、2022年(56.2%)に比べ、やや減少した。
訪問理美容もしくは理美容室でカットしない人は
家族がカットしている:24.4%
家族以外の介護者がカットしている:8.8%
で、三分の一の人は理美容師以外の介護者がカットしている。
被介護者のなかには「自らカットする」セルフカットの人(4.1%)もいる。「伸び放題」の無頓着な人は2.9%。また「切る髪がない」という高齢者ならではの人も2.1%いる。
訪問理美容、理美容室でカットする被介護者が微減する背景には、被介護者本人が身だしなみへの興味・関心が薄れていることが、この調査からうかがえる。
一方で、介護している家族の47.1%が訪問理美容サービスによる介護状態の改善を実感していることから、家族に理美容サービスの活用を促すことも必要だ。
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