2022年度ヘアケア市場規模は5166億円
Posted on | 11月 4, 2023 | No Comments
矢野経済研究所は2023年10月26日、「2023年版 ヘアケアマーケティング総鑑」を発刊した。国内のヘアケア市場を調査したもので、2022年度ヘアケア市場規模は、前年度比103.5%の5166億円と2年連続で伸長した。
来期は5303億円を予想している。
調査対象は、ヘアケア剤、発毛・育毛剤、毛髪業、植毛の4分野。
2022年度の市場占有率は
ヘアケア剤50.9%
発毛・育毛剤24.5%
毛髪業23.2%
植毛1.4%
ヘアケア剤はシャンプー、リンス、トリートメントを含む。
同研究所は、将来展望として
高齢者雇用機会均等法改正による定年延長やアクティブシニア増加により、ヘアケア商品・サービスの消費・使用期間が長期化し、自社顧客から得られるLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)が伸長することも考えられるなど、ポジティブな要因もある。
また、従来の主要顧客が40~70代となっているため、新たな世代の需要獲得が進展する見通しである。具体的には人口のボリュームゾーンである団塊ジュニア世代女性の需要取り込みに加え、薄毛を気にする20~30代男性の取り込みが進む見込みである。
などと分析している。
詳細は
資料名:2023年版 ヘアケアマーケティング総鑑
発刊日:2023年10月23日
体裁:A4 282ページ
価格(税込):165,000円 (本体価格 150,000円)
ショートレポート(1,000円)もある。
タグ: ヘアケア市場, 矢野経済研究所