「スマート支払い」 7か月で1万6,000店に拡大
Posted on | 9月 25, 2023 | No Comments
予約客が無連絡で来店しないのをノーショー(No Show)問題といい、経済的な損失は国内飲食業だけで2000億円(*)に達するというが、理美容業界でもその対策が求められている。
そんなノーショー問題にも対応した「ホットペッパービューティー」(リクルート)のオンライン決済機能「スマート支払い」がサービス開始から、わずか7か月で利用店舗が全国1万6,000店に拡大した。
同社が2023年9月25日発表した。
「スマート支払い」は、来店客は現金やスマホで決済する必要がなく、施術後すぐに退店することができ、サロンは会計処理やレジ締めといった業務の効率化になり、本業である施術や接客により集中できる。
さらに、店舗のキャンセル規定に合わせて自動でキャンセル料の引き落としの設定ができる。
キャンセルポリシーに無断キャンセルのみキャンセル料がかかる旨を明記しているFloren(都内に13店舗経営)の鈴木恵太代表取締役は「お客さまに「美容師の技術と時間を買う」という意識を持っていただけることで、お客さまがより価値のあるサロン、スタイリストを選ぶ時代になっていくのではと考えている」とキャンセル料引き落とし設定に期待している。
このほか導入店舗からは「無連絡キャンセルが減った」「キャンセル連絡が早く来るようになった」などの声が寄せられている、という。
(*)「No show 対策レポート」(経済産業省が委託調査事業、2018年)
タグ: スマート支払い, ドタキャン防止, 無断キャンセル