指定講習事業 4分の3が継続希望 パブリックコメントで
Posted on | 12月 25, 2010 | No Comments
厚生労働省は、管理理容師管理美容師指定講習事業に関するパブリックコメントを12月3日から16日まで募集していたが、寄せられたコメントについて、12月21日に開いた第4回管理理容師・管理美容師指定講習事業ワーキンググループの席上、発表した。
寄せられたコメント数は30件で、
研修を続けてほしい‥‥23件
内容を見直してほしい‥‥8件
必要ない‥‥5件
(複数集約)
と4分の3以上が継続を希望する意見で、顧客の安全を守るため、技術者の資質を高めるのに必要というものだった。
内容の見直しは時間的・経済的な負担の軽減を求めるものだった。
具体的な意見としては、
国家試験に合格し、理容師または美容師の免許を取得しても、開設者になれず、従業員にしかなれないため、社会的地位が低くなるのではないか危惧される。
などの意見もあった。
管理理容師・管理美容師指定講習事業ワーキンググループでは、既報の通り、これらのコメントを参考に存続する方向で最終報告案をまとめ、生活衛生関係営業の振興に関する検討会に報告する。
なお、今回のパブリックコメントでは、管理理美容師の指定講習事業のほかにクリーニング師研修事業についての意見募集も行われた。
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