兼業美容師は約4割
Posted on | 5月 16, 2023 | No Comments
多様化する働き方として副業、兼業が認められる時代になったが、兼業している美容師は4割ほどと意外に多い。
「美容就業実態調査」2023年(ホットペッパービューティーアカデミー/リクルート)より。
兼業している美容師は、2021年57.8%、22年63.5%、23年57.0%いて、ほぼ4割が兼業している。ネイリストエステティシャン、アイビューティシャンなどの兼業率と大きな差はない。
美容師が兼業している職業(複数回答)はグラウ(上)の通りになる。
2023年調査では理容師とエステティシャンが僅差たが、それまでは理容師が2ポイント以上多い。理容師を兼業している美容師はダブルライセンス取得者だけではない可能性が高そうだ。
美容師を兼業(複数回答、グラフ下)している美容系職種の人は、アイビューティシャンが多いのは美容師資格でつながっているからといえる。しかしアイビューティシャンはエステやネイルを兼業している人も多い。
理容師を兼業(複数回答、グラフ中)している美容系職種の人は美容師が最多でアイビューティシャンが続く。スクリーニング後の本調査で理容師を対象から外しているので理容師の兼業先職種は不明だ。
美容系職種以外のその他の職業への兼業は美容師は2.8%、アイビューティシャンは4.6%でネイリストやエステティシャンと比べると低い。美容師は美容系職への対応性が強いのがうかがえる。
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