エステティック市場 2022年度は前年度比97%
Posted on | 3月 16, 2023 | No Comments
メンズ市場に期待
矢野経済研究所は2023年2月、2022年度のエステティックサロン市場規模(事業者売上高ベース)を前年度比97.1%の3,141億円の見込みと発表した。
大手脱毛サロンチェーン2社の店舗閉鎖の影響が大きいという。
市場規模は3年連続の縮小。
分野別市場をみると、全体の65.4%を占めるレディスの施術(美顔、痩身・ボディ、脱毛、その他の合計)市場は2,055億円(前年度比95.5%)、メンズエステ市場が96億円(同103.2%)、物販市場が990億円(同99.8%)。メンズエステ市場以外はマイナスもしくは横ばい推移を見込む。
メンズ市場について、同社は「これまではある程度経済的にも余裕のある中高年層が主力であったのに対し、20代や30代といった若い年代の男性がエステの施術に関心をもち、実際にサロンに通い始めている。2022年度の伸長はコロナ禍前とは異なる客層の新規流入という点で、一時的な流れではなく、中長期的に定着を見込める客層として期待される。」とし、明るい材料にあげている。
また、2023年度のエステティックサロン市場規模は、前年度比100.2%の3,148億円と予測している。
詳細は
資料名:2023年版 エステティックサロンマーケティング総鑑
発刊日:2023年01月30日
体裁:A4 459ページ
価格(税込):143,000円 (本体価格 130,000円)
タグ: エステティック市場, エステティック市場規模, 矢野経済研究所