理美容業へのコロナの影響 長引く
Posted on | 9月 6, 2022 | No Comments
日本政策金融公庫は2022年8月、生活衛生関係営業の新型コロナウイルス感染症に関するアンケート調査結果を発表した。2022年5月時点での調査で、「コロナによるマイナスの影響があった」のは、理容業56.7%、美容業69.1%だった。
同調査は新型コロナウイルス感染症が発生以来、四半期ごとに調査している。
今期調査では「プラスの影響があった」のは、理容業1.2%、美容業1.7%、「影響なし」は理容業42.1%、美容業29.2%だった。
具体的な影響(複数回答)は「売上の減少」が圧倒的に多く、理容業は97.5%、美容業は95.0%だった。「営業時間の短縮」、「一時的なものを含む休業」がこれに続く。
売上の減少幅(下のグラフ)については、「20%-50%未満」の減少が増加傾向にあり、コロナの影響が長引いているのがうかがえる。
【調査概要】
調査時期;2022年5月中旬
調査方法:訪問調査
調査対象:理容業423企業、美容業463企業
タグ: 新型コロナウイルス調査, 日本政策金融公庫