おしゃれ染め若年女性のサロン利用が急増
Posted on | 4月 28, 2022 | No Comments
理美容店にとって重要なメニューの一つ、ヘアカラーは年代によって、目的、施術場所に大きな違いがある。若い女性はおしゃれ、高齢女性は白髪隠しだ。
施術場所は若い女性はサロン派が多いが、高齢女性になるほど自宅派が多くなる。
全国理美容製造者協会(NBBA)が2022年4月に発表したサロンユーザー調査2022年(2021年調査)「ヘアカラーについて」より。
おしゃれ染めが圧倒的に多い15-19歳の若年女性のサロン利用は、2018年33.3%だったのが2021年は56.6%と急増している。美容室も注目したい。
なお、この調査では「サロン派:自宅派=70:30」だったが、これは「直近1年間に3回以上の利用者」を集計した結果だろう。2回以下を含めた女性全体では、ややサロン派が多い程度といった調査結果が多く見られる。
最近の施術場所
年代 : サロン : 自宅
全体 : 70.4 : 29.6
15-19歳 : 85.6 : 14.4
20代 : 91.6 : 8.4
30代 : 87.9 : 12.1
40代 : 76.7 : 23.3
50代 : 67.8 : 32.2
60代 : 58.9 : 41.1
70代 : 49.1 : 50.9
主なサマリー
・ヘアカラーの利用率は50代と60代で多く、75%を超える
・15-19歳は利用者が大きく増えた
・30代は利用中止者が多い
・サロン派:自宅派=70:30。若い人はサロン派が多く、高齢者は自宅とサロンが半々。
・50代以上は白髪染めが大半、30代まではおしゃれ染めが大半。年代によって目的が違う。
【調査概要】
調査対象:15歳-79歳の女性(人口構成比ウエイトバック後6400人、直近1年間に3回以上の利用者)
調査方法:インターネット
調査期間:2021年10月1日-10月11日
タグ: NBBAサロンユーザー調査, サロンユーザー調査