資生堂プロフェッショナル ヘンケルへ譲渡
Posted on | 2月 10, 2022 | No Comments
ヘアサロン向けヘアケア剤、ヘアカラー剤などを提供している資生堂プロフェッショナルがヘンケル社(ドイツ)に譲渡される。資生堂が2022年2月9日発表した。
資生堂はヘンケル社とのパートナーシップのもと、「資生堂プロフェッショナル」ブランドの商標権をライセンスするとともに、グローバルプロフェッショナル事業の本社部門と日本事業を統合した新たな資生堂プロフェッショナル株式会社(以下、「SPI社」)の株式の80%をヘンケル社の子会社に譲渡し、資生堂は残りの株式の20%を引き続き保有することを通じて、今後も本事業の成長を支援する、としている。
資生堂美容室は対象外。
資生堂プロフェッショナル社員は従来どおり従業する。
譲渡額は123億円といわれる。
同社は、以下のように通知している。
・プロフェッショナル事業のビジョン、ミッション、および取引先、ビューティークリエイター、お客さまに対するコミットメントに変更はありません
・サロン様、代理店様、サプライヤー様、その他取引先各位との各種契約条件に変更は ありません
・商品供給、品質管理方針に変更はなく、これまで同様の商品、サービスをお届けいたします
・“資生堂プロフェッショナル” のブランド、ロゴの使用はライセンス契約を通じて継続されます
・プロフェッショナル事業に属する知的財産、およびその他の資産は維持されます
・資生堂は、プロフェッショナル事業からヘンケル社への円滑な移管のために、一定のサービスを引き続き提供いたします
なお資生堂プロフェッショナルは、
ヘアケア剤「サブリミック(SUBLIMIC)」、
カラー剤「プリミエンス(PRIMIENCE)」、
パーマ剤「クリスタライジング(CRYSTALLIZING)」、
スタイリング剤「ステージワークス(STAGE WORKS)」
などを理美容業界向けに販売している。
(情報/プレスリリースほか)
タグ: 事業譲渡, 資生堂プロフェッショナル